はただ酒店(以下 はただ)
「今年の仕込みはどうでしたか?」
(株)西田酒造店 西田 司社長(以下 西田)
「一昨年は、米が凶作で南部地区でもヤマセとか吹いて良い米はとれなくて去年の酒造りは米で苦労しました。去年は豊作で県内の米は結構いい米が入ってきたので、今年の終わった造りに関しては米もわりとよかったのでその点についてはいいものができたのは確かです。地元米に関してはそうっだたのですが逆に山田錦という米を全体の一割くらい使っているんだけど、去年はそっちの方が台風とかが非常に多かった年で山田錦に関してはどちらかというと一昨年の方が良い米でとれた量も少なかったというので少し減らされたということで、山田錦に関しては少し苦労したかな。」
はただ
「あっち台風とかそんなに多かったんですね・・・。」
西 田
「うちは、徳島の山田錦を半分くらいもらっているけど去年は3回くらい大きい台風が来たらしくて・・・普段は台風が少なくて影響受けないところなんだけどね。」
はただ
「大変だったんですね・・・今年の、蔵のおすすめの商品はなんですか?」
西 田
「今年かー。去年は、「華想い」が例年になく多く来ました。百四拾という商品を多く造りましたが、それだけだとつまらないので今年は「純米大吟醸 華想い 百四拾」とそれにアル添をした6月発売の新商品「大吟醸 百四拾 善知鳥」の華想いを使った2つですね。華想いに関しては特別な思い入れで造っています。華想いというのは、大吟醸のための米なんですね。50%以下で造る米です。うちでは華想いを40%以上でつかう気はないです。農業試験場がどういう思いでこの米を作ったかということを考えるとうちは真面目にその思いを受け止めていきます。」
はただ
「日本酒を好きな人へ何かメッセージありませんか?」
西 田
「日本酒を好きな人には自分の周りにいる日本酒の嫌いなお友達へ美味しいんだよって教えてほしいですね。よく、日本酒飲めば頭痛くなるとかいう方もいますが、認識間違ってるよって教えてやってほしいですね。「実はこんなに美味しいものなんだよ」ってどんどん仲間増やしてほしいです。そうなったら非常に有り難いです。もともと好きな人には「酒の会」などにもどんどん出席してもらって新しい酒を発見してみるのもいいですし、ご自分のお好きな酒を広めていって頂ければうれしいですよね。我々が、そういうお客さまを増やしていく事を地道にやっていかなければならない事ではあるのだけれどもそれにも限界があって私たちが増やしていったときにそのお客さまからさらに広がっていくとこちらとしてもいいんですけどね・・・。」
はただ
「(株)西田酒造店の酒のファンの方にメッセージありますか?」
西 田
「田酒に関しては、多分なかなか買えないっていうので非常にご迷惑をおかけしてると思います。現状として蔵は造りが現在120%の現状です。もう一杯一杯の状態です。うちみたいな小さい蔵になると寒仕込みといって冬場の寒い時期に仕込むことによって夏場とか気温の高いときに比べると雑菌が繁殖しにくいとかモロミの温度経過をもっていきやすいとか、酒造りのちょうど良い時期というのが寒い時期でうちも寒仕込みが中心でやっている蔵なのでそれ以上の量は造れないし、現在もめい一杯造っているという状態です。お客さまからのご要望があってもこれ以上量を増やせないですし、増やすつもりもありません。これ以上増やすとなるといろいろな面で無理が出てきてしまいます。これ以上造るというのは難しい状況に来ています。私たちも量的に増えるとどこにどれだけ行っているか目が届かなくなってくる可能性もあって、そうなると乱売されたりプレミアがついたりオークションにかけられたりもっともっと増えてきてもっとお客さまにもご迷惑かかると思うので・・・。私たちとしては常に私たちの納得の出来るものだけをお客さまに提供するって言う形で行くとこれ以上の量は出せなくて気軽に買えないかもしれないけどその辺はご了承いただいてそのかわり納得できるものを常に提供していきます。」
はただ
「最後に、西田さんにとって日本酒(地酒)とは何ですか?」
西 田
「うーん・・・「宝」ですね。宝だけどアルコールじゃないよ。」
はただ
「えっ!?カットしておきます。」(すみません、載せちゃいました。)
西 田
『それは冗談だけど。「宝」であり「武器」だよね。』
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